![](https://honmabunko.jp/wp-content/uploads/2021/07/178456265_3790698834373928_4756559589784949329_n-1.jpg)
本間伸夫先生の仕事(1)『聞き書 新潟の食事』
2021年3月10日から5月6日まで挑戦させていただいた
クラウドファンディング「にいがた、いっぽ」でアップしました
コラム記事を一部編集し、順次公開していきます。
お楽しみください。
本間伸夫先生のこれまでのお仕事について
少しずつご紹介していきます。
まずは先生のプロフィールをご紹介します。
1931年6月15日佐渡市畑野生まれ。
長岡市、新潟市で育ち、現在は新潟市東区在住です。
新潟大学卒業後、新潟県食品研究所(現食品研究センター)で発酵を担当し、
県立新潟女子短期大学(現新潟県立大学)開設を機に教職に就く。
新潟大学、新潟薬科大学、新潟産業大学、北陸学園、北里学園などで
非常勤講師および放送大学の講師を務めた。
食に関して県内や隣県などのフィールドワークを重ね、
論文や雑誌への寄稿、著書を執筆。
代表作は『食は新潟にあり』(新潟日報事業社)。
先生が手がけた仕事の中でも
昭和60年に発行された『日本の食生活全集16 聞き書・新潟の食事』は
現在でも食文化のバイブルとして読み継がれています。
本間先生を編集委員長に9名の編集委員が
県内各地を聞き取り調査し、その地域の食文化をまとめています。
![](https://honmabunko.jp/wp-content/uploads/2021/07/178456265_3790698834373928_4756559589784949329_n-1.jpg)
表紙のイラストは各県違うのですが、本間先生曰く
「新潟版は水のある地、福島潟をイメージしています」とのこと。
中にはすでに途絶えてしまった料理や調理・保存法なども
写真とともに紹介されています。
風土に生きる人の知恵が詰まった一冊は
私たちが忘れてはいけない、受け継ぐべきものが何かを
教えてくれます。
![](https://honmabunko.jp/wp-content/uploads/2021/07/159388566_3661923900584756_5945650772039826368_n-1024x785.jpg)
![](https://honmabunko.jp/wp-content/uploads/2021/07/159989967_3661924243918055_4715446196999234439_n-1024x709.jpg)
〈食の図書館〉では先生が集めた全48冊(47都道府県+アイヌ〉を
並べ、皆さんに閲覧していただくことができます。
他県との比較もまた、楽しいですよね。
![](https://honmabunko.jp/wp-content/uploads/2021/07/159788926_3661924437251369_4580309696436683078_n-1024x768.jpg)