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本間伸夫先生の仕事(1)『聞き書 新潟の食事』

2021年3月10日から5月6日まで挑戦させていただいた

クラウドファンディング「にいがた、いっぽ」でアップしました

コラム記事を一部編集し、順次公開していきます。

お楽しみください。

本間伸夫先生のこれまでのお仕事について
少しずつご紹介していきます。

まずは先生のプロフィールをご紹介します。





1931年6月15日佐渡市畑野生まれ。
長岡市、新潟市で育ち、現在は新潟市東区在住です。
新潟大学卒業後、新潟県食品研究所(現食品研究センター)で発酵を担当し、
県立新潟女子短期大学(現新潟県立大学)開設を機に教職に就く。
新潟大学、新潟薬科大学、新潟産業大学、北陸学園、北里学園などで
非常勤講師および放送大学の講師を務めた。
食に関して県内や隣県などのフィールドワークを重ね、
論文や雑誌への寄稿、著書を執筆。
代表作は『食は新潟にあり』(新潟日報事業社)。

先生が手がけた仕事の中でも
昭和60年に発行された『日本の食生活全集16 聞き書・新潟の食事』は
現在でも食文化のバイブルとして読み継がれています。

本間先生を編集委員長に9名の編集委員が
県内各地を聞き取り調査し、その地域の食文化をまとめています。

表紙のイラストは各県違うのですが、本間先生曰く
「新潟版は水のある地、福島潟をイメージしています」とのこと。
中にはすでに途絶えてしまった料理や調理・保存法なども
写真とともに紹介されています。
風土に生きる人の知恵が詰まった一冊は
私たちが忘れてはいけない、受け継ぐべきものが何かを
教えてくれます。

〈食の図書館〉では先生が集めた全48冊(47都道府県+アイヌ〉を
並べ、皆さんに閲覧していただくことができます。


他県との比較もまた、楽しいですよね。

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